巡礼

西安を旅して -お大師様並びに玄奘三蔵法師の足跡を辿る- ⑦

 ←西安を旅して -お大師様並びに玄奘三蔵法師の足跡を辿る- ⑥ →西安を旅して -お大師様並びに玄奘三蔵法師の足跡を辿る- ⑧
 今回行かせていただいた兵馬俑は、正確にいえば秦始皇帝陵兵馬俑です。では兵馬俑とは何かというと、埋葬者(ここでは秦始皇帝)の死後の霊魂の生活の為に作成されたものであり、現在までに約八千体の俑(死者とともに埋葬した人形)が確認されています。また、兵士の俑に同じ顔はなく、昔はそれぞれに彩色が施されていたそうです。他にも、俑には階級があり、御者・指揮官・騎兵・弓兵・歩兵(順不同)といった、始皇帝の軍団を模したもので、東方を向いており、旧の六国(りっこく:斉・楚・燕・韓・魏・趙)を威圧する(見張る)ものとみなされています。

 入口より第一号坑までは少々長い道を歩いて行かなければなりません。とにかく広かったのですが、休日だったこともあり、人で溢れかえっていました。このご時世ですので行く所はたくさんあろうかと思いますが、これだけ多くの方が見学に来られていることに感心しました。

 長い道のりでしたが、ようやく第一号坑に到着しました。中に入ってみると、建物内には俑がところせましと並んでいました。第一号坑は、長さ230メートル、幅62メートル、深さ5メートル、総面積は14260平方メートルで、俑の数は約6000体と、全体の大半を占めています。
 一言で言うならば見事という他ありません。これだけの規模で、これだけ多く、しかも一体ずつ顔が違う俑を作るという細部にも配慮している、これは前述にもある通り、当時の皇帝などがどれほどの権力を保持していたかが伺えます。

 第一号坑は、歩兵や馬を引き連れた俑で、所々には壊れたものも多数ありました。また、壊れた俑を修復する場所があり、この日は休日でしたが、平日は修復作業をしているそうです。造形が細かいので相当な時間をかけて修復されていることでしょう。

 説明を聞きながら進み、続いて第二号坑に到着しました。こちらは6000平方メートルで、俑は約1000体とのことで、第一号坑に比べると随分スケールが小さく思えました。
しかし、俑の兵種、例えば歩兵や弓兵、騎兵や司令官(武将)などが、ガラスケースに一体ずつ入っていて、細かい所までよく見ることができました。

 第三号坑にいたっては、500平方メートルで、俑は58体で、進むほどに数が少なくなっていました。しかし、第三号坑は規模こそ小さいですが、戦車や軍の司令官の俑でした。
 次にお土産物屋さんがあり、そこには小さくなった俑のお土産が多数(というかほとんど)置いてあり、通常のお土産物屋さんと違い、一風変わったものを置いているなと思いました。
 続いては、色んな戦車の俑の展示がしてありました。当時、どのような乗り物に皇帝が乗っていたのかというのが分かり、面白かったです。

 それから外に出て、少々買い物の時間を設けて下さいましたので、私は同行の方や添乗員さんとお茶を飲み、この旅での事をお話していると、集合時間となりましたので、バスへと向かいました。

 西安最終日の行程は兵馬俑で全て終わり、この後は夕食をいただいてホテルへ帰るだけです。夕食会場は宿泊しているホテルの近くでしたので、夕食会場までは一時間半前後はかかるということで、話は前後しますが、玄奘三蔵法師の出生から、インドへ求法の旅に行き、中国に帰ってこられたところまでお話しをさせていただきました。大慈恩寺へ移動してからの部分は前述の通りまだ勉強不足でしたので、弘福寺にて訳経をはじめたという部分までしかお話しできませんでした。しかも、詳細までお話ししていたら確実に時間が足りませんので、相当簡略したので、分からなかった所が多々あったかと思います。これも私の勉強不足が招いたことですので、ご迷惑をお掛けしました。

 お話しが終わると夕食会場に到着しましたので、夕食をいただき、ホテルへ戻り、休むこととなりました。
 次の日は移動だけの日となります。朝四時起きだったので、帰国の準備をし、早めに寝る事にしました。
スポンサーサイト



もくじ  3kaku_s_L.png 日常
もくじ  3kaku_s_L.png 四国遍路
もくじ  3kaku_s_L.png 結衆
もくじ  3kaku_s_L.png 仏教
もくじ  3kaku_s_L.png 仏教解説
もくじ  3kaku_s_L.png 未分類
もくじ  3kaku_s_L.png 巡礼
【西安を旅して -お大師様並びに玄奘三蔵法師の足跡を辿る- ⑥】へ  【西安を旅して -お大師様並びに玄奘三蔵法師の足跡を辿る- ⑧】へ

~ Comment ~

管理者のみ表示。 | 非公開コメン卜投稿可能です。

~ Trackback ~

卜ラックバックURL


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

  • 【西安を旅して -お大師様並びに玄奘三蔵法師の足跡を辿る- ⑥】へ
  • 【西安を旅して -お大師様並びに玄奘三蔵法師の足跡を辿る- ⑧】へ