巡礼

西安を旅して -お大師様並びに玄奘三蔵法師の足跡を辿る- ④

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 大慈恩寺前にある広場はかなり広く、特にこの日は休日だったので、人がたくさんいらっしゃいました。また、大雁塔は遠くからでもはっきりと見ることができるほど大きかったのが印象的でした。大雁塔(当時は五層)は玄奘三蔵法師がインドより持ち帰った経典や仏像などを保存しておく為のものです。これだけ大きな建物に入れるほどたくさん持ち帰ってこられたのは偉業と言う他ありません。

 大慈恩寺の説明を専門のガイドさんがされ、その後補足を私がお話させてもらい、続いて大雄寶殿に向かいました。ご本尊様についてのご説明がありましたが、ど忘れをしてしまいましたが、侍者にアーナンダ(阿難)がいらっしゃるというのは記憶しているので、アーナンダが侍者にいるということは、おそらくブッダ(釈迦如来)かと思います。もう一人侍者がいましたが、マハーカッサパ(摩訶迦葉)かシャーリープトラ(舎利弗)のどちらかですが、シャーリープトラ(智慧第一)だとすれば、横にはモッガラーナ(目犍連)になるはずなので、おそらくブッダの衣鉢を継ぐものとしてマハーカッサパ(頭陀第一)かと考えます。それはともかく、非常に大きく、また本尊様や脇侍、堂内の荘厳の彩色も素晴らしく、本当に有難いお堂でした。

 続いて大雁塔へ移動しました。ここは現在は七層になっていて、中は螺旋階段を上がって頂上まで行くとのことでした。希望者のみですが、同行の方々とともに上がっていきました。各階には経典や仏舎利などを納めてありました。昔は各階に仏舎利をおまつりされていたそうですが、仏舎利があったのは一ヶ所のみでした。

 「頂上の景色が綺麗」とお聞きしていましたので、それを見ようとしたら、人が多すぎて中々見ることができなかったのは残念でしたが、その反面これだけ多くの方が来られている事に驚かされました。

 それから大慈恩寺の歴代住職様の説明などをしていただいてから、次の目的地である大興善寺に向かいました。(ここでは時間がなかったので、玄奘三蔵法師のお話しは後ほどにさせていただきました)


 このお寺さんは、密教発祥の地と言われています。他にも有名な方でいえば、最初におまいりをさせてもらった青龍寺の恵果和尚が幼少の頃に勉学をなされていた場所であり、善無畏(シュバカラシンハ)、金剛智(ヴァジュラボーディ)、不空金剛(アモーガヴァジュラ)らがお経を訳した場所でもあります。


 境内に入る前に非常に長いお線香をいただきました。ガイドさんにお尋ねすると、後でおまつりするものだと教えていただきました。

 先に進んでいくと天王殿というお堂がありました。中に入ると弥勒菩薩や四天王などがおまつりしてありました。日本の雰囲気とは大分違い、見るもの全てが新鮮で、勉強になりました。

 さらに進んだところには大雄寶殿があり、その手前にある種火で最初にいただいたお線香を点け、それを頭の高さに持ち、お堂の正面より東西南北の四方に向かって三回ずつ礼拝、祈願をし、お線香立てにおまつりをするとのことで、その通りにさせていただきました。

 お堂の中に入ると、法界体性智(大日如来)、大円鏡智(阿閦如来)、平等性智(宝生如来)、妙観察智(阿弥陀如来)、成所作智(不空成就如来)の金剛界五智如来がおまつりしてありました。こちらの仏様は日本と変わらない様相で座っておいででした。柔和な顔立ちと、厳かな雰囲気とで、お参りをさせていただく方々にとって、安心を与えてくださるお寺さんだと感じました。

 この日は行くところが多いので、ある程度参拝と散策をしてから次の場所へ移動する事となりました。
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