四国遍路

感謝

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 昨年、ある添乗員さんからお声をかけていただいて四国三十六不動霊場の全周参り(五泊六日)をさせていただきました。その御縁で、平成二十九年九月に中国西安の青龍寺巡礼のツアーの先達のご依頼をいただきました。正直、昨年のお参りの自分を顧みると、「本当に私でいいのだろうか」と考えましたが、せっかくの機会ですので、お受けさせていただきました。

 それから少しすると、パンフレットが完成したとのことで、わざわざそれをお届けにきてくださいました。九月のツアーの事を少しお話ししていると、その添乗員さんから「三回に区切り打ちする六月の不動霊場巡礼の第一回目の先達をしてほしい」とお願いをされました。少し考えましたが、こちらもお受けさせていただくこととなりました。

 そして五月後半より、少しずつ準備をすることにしました。前回の反省を踏まえ、お寺さんの説明も無駄を省き、聞き取りやすさを特に重要視しました。また、お経も日々拝ませていただいているものとは若干違いますので、思い出すではありませんが、復習致しました。出発の数日前には、添乗員さんに疑問点などをお聞きさせていただきました。これで大体は問題なくなったのではないかと思います。


 お参り当日、せっかちな私は朝八時に乗車場所に行けばよかったのですが、七時過ぎには到着していました。読書をしたり、飲物を購入したりしていると、乗車場所辺りで知人によく似た方がいらっしゃいました。近づいてみると、予想通り、よく知っている添乗員さんでした。お話しをお聞きすると、番外のお寺さんにお参りに行かれるとのことで、先に出発していかれました。

 その後、読書をしながらバスの到着をお待ちしていると、お参りの恰好(白衣)をされている方が私の前に来られ、「不動霊場のお参りですか」と聞かれたので、「この度の不動霊場の先達として乗らせていただく者です」とお答えし、世間話をしていました。外を見てみると、バスの乗車場所に同じくお参りの恰好をされている方がいらっしゃいましたので、この方と一緒にそこまで向かいました。お話しをしてみると、同行の方々でした。皆さんと世間話をしていると、ほどなくしてバスが到着しました。運転手さんも添乗員さんも昨年と同じ方でした。運転手さんは、いつも安全運転をしてくださり、同行の皆さんにも優しい方でした。添乗員さんは、同行の方はもとより、私の事にも様々なことに気を使って下さったり、その他細かいことにも配慮し、時には私たちを楽しませてくださる方です。このお二人にお任せしておけば何も心配はいりません。後は私の程度次第といったことろです。(それが一番心配なのですが)


 私より同行の方々は旅行慣れはされているのは重々承知していますが、お参りの手順であったり、朝のお勤めであったり、簡単なお話しをさせていただくと、すぐに到着しました。

 お参りをさせていただいた後バスに戻ると同行の方が、三十六童子の教え(六波羅蜜の内に当てた教え)をまとめた紙をお渡し下さり、それも説明に加えていくことにしました。

 その後、一日目の行程が半分ぐらい過ぎたあたりで、一ヶ寺だけ次の日に残るとのことでした。歩く場所が増えたので、これは致し方ないことでした。ただし、二日目は余裕があったので、問題ないとのことでしたので安心しました。


 二日目は移動時間が長いので、同行の皆さんのお席に行って、お話しをさせていただくことができました。十人十色と言いますが、まさにその通りで、それぞれの方に個性があり、色々と勉強をさせていただくことができました。

 お参りに関しては、余裕を持った行程を組んでいただいていたので、前日に残っていた一ヶ寺を含めてお参りをさせていただくことができました。


 続いて三日目の最終日です。この日も時間的には余裕があるのですが、少々歩く箇所がございます。その辺に注意をしていけば問題なくいけるのではないかと思いつつスタートしました。

 しかし、二日目とは打って変わって、三日目は移動時間がそこまでかかりません。このような場合のやり方は、また色んな方に相談をして、うまくできる方法をご教示いただこうかと思います。

 歩く箇所では、三日目なので、お疲れもあったかと思いますが、ほぼ全員が上まで上がってきて下さり、お参りをさせていただきました。


 最後のお寺さんのお参りが終わりました。帰りの道中、寂しいような、もう少しお参りをしていたいような、そのような思いが出てきました。以前もそうでしたが、お参りに行かせてもらっている際、もう少しという思いは常にありました。現実には色々なことがあります。しかし、お参りの最中にはそのようなことに煩わされることなく、ただ一心にお参りをさせていただく、それがどれほど有難いことでしょうか。現実は何一つ変わっていません。でも、頑張っていこうという気力がでてきます。


 お参りを終えてから、その時のことを思い返してみました。私は不出来な人間で、その場ではできる限り、一生懸命頑張っているつもりでも、空回りをしたり、迷惑をお掛けしたりすることが多々あります。今回も例外ではなく、自分が感じた部分ももちろんございます。(お寺さんの説明の際の勉強不足や、不十分な配慮など)これらは自分の努力次第で何とでもなることです。気を引き締めてまいろうかと思います。


 今回の事でもよくよく感じたことは、皆さんが優しかったということです。若輩者で不出来な私が先達という分不相応なお仕事をさせていただいていたにも関わらず、私の言うことを素直に聞いてくださって、できていなかったとしても、文句を言ってこられる方がいませんでした。色んなものから守られている、だからこそ、自分が一番自分の事を気を付けていかないと迷惑をかけ続けるような存在となってしまいます。出来ていないことに関しては素直に認めて、それを改善していくように愚直に努力するしか方法を知りません。人から見れば改善できているのかが疑わしいという方もたくさんいらっしゃるでしょうが、一歩ずつ問題のない自分を作っていこうかと思います。

 この度不動霊場のお参りに御参加下さった皆々様、不出来な私にお声をお掛けくださった添乗員様、笑顔でいつも見送りや出迎えをして下さる運転手様、本当に有難うございました。次回はもう少し勉強してこようと思いますので、ご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。
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